入院日当日はドタバタでした。
長い入院生活になるのでまずは髪の毛を切りに行きました。
サロンのスタッフに「気合を入れたい」と申し出。
でも仕上がったのは結局いつも通り(笑)
モヒカンにとか、入院期間中は金髪にするのはどすか?とかいろんな提案を受けましたが、「痛いおっさんが入院してきた」と言われるのが目に見えているので結局普通通り。
帰宅後、レンタルwifiの受け取り、病院スタッフさんへの手土産の購入、そして、とっても重要なメダカ達のお世話!
継ぎ足し用の水の手配と、タライの洗浄、「ちょっとパパは暫くいなくなるよ....」とエサをあげながら眺めていました。まだ稚魚がたくさん。生き物としての種類が違えど大事な私の息子達。ちょっと心配。
メダカの他にもジャンガリアンハムスターともしばしのお別れ。
そして時間になり、JapanTaxiのアプリからタクシーを呼んで病院へ。
アプリ登録時にクーポンコード入力忘れて恩恵を受けられなかった.....※後に妻にそのこと伝え登録させたら、無事恩恵を受けられたようです!良かった良かった。
道中、タクシーの運転手さんと、
運転手さん:「ご旅行ですか?」
私:「あ、いえ、入院なんです。あはは....」
運転手さん:「そうでしたか、大変失礼いたしました!全然そのようには見えませんでしたので。」
私:「いえいえ!怪我の治療ですので!」
運転手さん:「私実は、先ほどのお客様も入院されるという事で、病院までお送りいたしました。ちょっとびっくりです;;」
私:「次のお客さんもきっとそうだと思いますよ!(笑)」
こんな談笑しててすぐに病院へ着きました。
そして病院へ到着して入院受付。
長い期間寝泊まりするベッドへ案内される。私は大部屋ですが、他には1人しかおられませんでした。
このコロナ禍で手術を受けられる方が少ないようです。病棟も他に2人しかいらっしゃいませんでした。
そして手術の説明を受ける。
手術は翌日朝9時より。6時半に起床し、シャワーを済ませて、手術着(といってもユニクロのエアリズムコットンとナイキの短パン。パンツは履かず。)に着替え、点滴を打って、5分前に自分の足で手術室へという流れ。
そしてこの後は足の毛のチェックと体温と血圧くらいで特にすることなく、ネット閲覧して過ごしました。
夕飯を取り、この後は絶食。そして0時以降は飲み物も禁止。
消灯時間を迎えるも、緊張してなかなか眠れない。
何に緊張しているのかなぁと考えると、やはりとても痛いと言われている術後の痛み。
全く想像が付かないですが、やはり怖い。その晩は、結局、怖くて怖くてほとんど眠れませんでした。
そして迎えた手術当日
うとうとと、寝たかどうかわからない状態でいいよ手術当日を迎えました。
看護師さんが来られて、検温と血圧測定、そしてシャワーを浴びて手術着に着替えました。
そして手術用の点滴をブスっと。針が太いのでこれが結構痛い。
あとは手術時間を待つだけ。
なんとも言えない時間を過ごします.......
手術30分前に妻が到着。
「いよいよだね ( ̄ー ̄)ニヤリ」と。なんだか嬉しそう。
そして、手術時間5分前に看護師さんがお迎えに来られました。
「では時間ですので行きましょうか。」
点滴をガラガラ―って引きながら歩いて手術室へ。手術室の前で妻とお別れ。
「ちょっと行ってくるわ~ (;_;)/」
そして手術室イン。
「ではこちらへ寝てくださいね~」と手術台へ寝る。
すかさず胸へ心電図のパッドを取り付けられ、左右の台へ腕を乗せるよう指示を受け、そして頭の上の方から、「おはようございます。麻酔医の〇〇です。何も心配ありませんからね。」と、
私「あ、ハイ」ドキドキ......
「麻酔から覚めた後、お名前を呼んだり、声掛けしますので、答えられるようでしたら答えてくださいね~ 暴れないように~」
私「あ、ハイ」
この後少し咳込む.....これはもしや、少し薬入ったかな!?(経験済みですので)
「ではお薬入れてきますね~」 ※ここまで手術室に入ってから1分ほど。
※「あ、もうすぐにですか?」←と、聞きたかった
↑以前にも登場しましたが気分はこんな感じ。
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妻:「お疲れ様。痛い?」
私:「あ、終わってる......痛い......痛い......痛い痛い痛い痛い痛い痛い......」
そして「痛い痛い!」の後は、「寒い.....寒い.....」
寒くて歯の上下がガタガタ音がするベタな感じ。
電気毛布を掛けてもらい、鼻からは酸素をチューブを通され、その後3時間ほどうとうと眠ったり痛がったりを繰り返しました。
そのくらいのタイミングで、お腹がゴロゴロ言い出し、看護師さんより「お腹が動いていますね!もうすぐお水飲めますよ!その前に、まず車椅子でトイレ行きましょうか」とトイレ訓練開始。
初めての車椅子です。最初は全く自分の思い通りに行きませんでしたが、少しずつ慣れてきました。夜中でも一人で行けそうです。
手術ですが、妻の話では、約3時間30分くらいだったようです。やはり全身麻酔は一瞬でした。本当に凄い!全身麻酔!
それよりも、手術室から帰ってきてからというもの、とにかく「痛い痛い」としか言っていなかったようです。
そこからは.....やはり、いろんな方の手術記の通り、壮絶な痛みとの戦いでした。