術後5日目
退院後間もなく紹介元の病院へ行きました。
執刀医の先生より預かった「手術報告書」を渡すためと、完治までは紹介元の先生に経過を診ていただくためです。
紹介元の先生は、今回の手術日のことまでは知らないので報告が少し楽しみでした。
「お!やってきた? どう?」
「いや、まだ痛いです.....(苦笑)。執刀医の先生はとても優しい先生で、本当に良かったです。あの先生を紹介して下さってありがとうございました。」
そして鼻の中を診察。
鼻の中を広げる器具でぐいぐい広げられるのですが、
※心の声です。
あの...先生、そこ縫合箇所だと.....
先生.....(めちゃくちゃ痛い............)
スプレーでシューーーーー、
奥方までぐちゅぐちゅ.......
右の鼻、左の鼻と.......(鼻血ダラ....)
痛くて脂汗が出る......
やっぱりまだ出血するので、もう少し時間が経過した方が良いね。
次回来た時に、一度鼻通してもいいけどね。
ああ、はあ(アハハハハハ.....)。わかりました。
今週末執刀医の先生のところへ行くことになっているので、行って来たらまた来ます。
そういって病院を後にしました。
術後9日目
この日は退院後初めての執刀医の診察です。
入院中に手術内容の詳細を聞いていなかったこともあり、この日もまた楽しみでした。
この日は朝イチの予約ではなかったので、時間配分を間違えてギリギリでの到着。
順番待ち10分ですぐに呼ばれました。
「元気~~!どう調子は?」
とてもフレンドリーに迎えられ(笑) 本当にとっても優しく気さくな先生です。
この先生にやって頂いて本当の本当に良かったと思ってます。
「やはり綿球が辛いです(苦笑)
毎朝鼻の中が大変なことになってます。」
そして鼻の中を診ていただきます。
器具が患部に当たって多少痛かったですが、これ以上痛いことはされませんでした。
「まぁあと1週間ほどは綿球付けておいてね。で、まだ腫れがあるので、完治まで1か月くらいはかかると思っていて。」とのことでした。
それから改めて手術内容の詳細と気になっている部分について質問にすると、カルテから手術の記録を記したページをプリントアウトして下さり、模型を使って丁寧に説明して下さいました。
私の気になっている部分というのは、私は片方の穴が極端に狭く、はっきり言って塞がっているといっても過言ではありません。
術後も見た目あまり変わっていないので、
「ここについては仕方ないのですか....」と聞くと、
「塞がっている方は特に下鼻甲介切除を多めに行ってあるので、腫れが引いたらきっと通りやすくなっていると思うよ。」と、これについても模型を使って分かりやすく説明してくださいました。
そして、
「本当によく頑張ったね。よく頑張った。よく頑張った。あともう少しだから。」
えっ!? 先生そんなこと言ってくれるのですか.......
全身麻酔なので寝ていただけだし、確かに今完全口呼吸なのできついけど。
今回手術をするまで四十数年.....今まで山ほど苦労はあったけど........
めちゃくちゃ嬉しかったです。
「まぁあとはじっくり1か月。次回はもう来なくても大丈夫そうだね。」
本当は今月末に来院予定でしたが経過良好とのことで今後の来院は不要とのこと。
事実上この先生とはこれにてってことになります。
少し寂しい気もしますが......
先生、本当にありがとうございました
術後10日目
まだまだ顔周りが腫れており、鼻をすする事もかむこともできません。とても痛いです。
夕べは綿球が寝ている時に外れてしまっており、朝起きたら血の塊やら、かさぶたで鼻の穴の中が大変なことになっています。
また痛いことになるだろうけど、詰まっている今の方が辛いので、病院へ行くことにしました。
この日も治療内容は前回とほぼ同じです。
鼻の穴を広げ、スプレーを目の裏付近まで突っ込んで鼻の奥のお掃除です。
声こそ出しませんが、
「うぐぐぐぐぐぐぐっ.......い.....痛い........先生まだですか....」と心の中で叫んでます。
これは本当に慣れません。鼻の奥は本当に痛い。
終わったときは脂汗びっしょり。
このあと鼻がスキッっと通りますが、すぐに鼻が詰まる状態です。
あと1か月頑張ります。